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縄文土器みたいな米蒸し器 バリ島の伝統的なかまど ごはんの原風景を見る [食事・お茶・お菓子]

おはようございます
今日は火曜日、食べ物の話をする日です

先日、外国の料理の話をしたときに
「縄文土器のような米蒸し器」の話をしましたが
今日はその続きです

バリ島で買った料理本「トラディショナル インドネシアンフード」
本棚を探したのですが
・・・見つからなくて(^^;)
バリ島に住んでいる方のブログ スバック博物館から引用させていただきました

~~~~~~~~以下引用~~~~~~~~

a20249f6縮小.jpg
バリの伝統的な竈(かまど)と、ご飯を炊くための道具です。

バリのお米の炊き方は、お米を茹でてから、ザルに移し、捨てたお湯でお米を蒸します。この炊き方は「湯取り法」と言うそうで、インドネシアのお米に合っていて、美味しく炊けますので、今でも使用している家庭は結構あります。私の家でも、電気炊飯器でご飯を炊くようになったのは、つい最近です。

~~~~~~~~引用終わり~~~~~~~~

「トラディショナル インドネシアンフード」の中でも
「現代では中国人の店に行って日本製の炊飯器を買う家庭もある」
とあったので
なるほどその通りなのだなと思いました

縄文時代の土器の使い方についても調べてみました
山梨県の埋蔵文化財センターの記事 二之宮遺跡についてを引用します

~~~~~~~~以下引用~~~~~~~~

まず、カマドに長胴甕(ちょうどうがめ)をのせ、お湯を沸(わ)かし、その上に甑(こしき)をのせます。ここでは写っていませんが、甑には底(そこ)がないので、スノコなどをはめ、食材が落ちないようにしてから使ったと考えられます。

ninomiya_irasuto縮小.jpg

カマドを使い米をふかす(むす)という調理法は、赤飯(せきはん)などふかして食べる文化として現在にも残っています。土器が金属のナベ、甑はセイロ・むし器、かまどはガス・IHへと道具は便利な物へ変化しましたが原理はそのままです。薪(たきぎ)を使い、火をコントロールしながら調理するという意味では、当時の方がすぐれた生活の術(すべ)を持っていました。

~~~~~~~~引用終わり~~~~~~~~

縄文土器!と驚いていましたが
よく見ればそうです
構造的には「かまど」「羽釜」「せいろ」です
底が尖っている分、熱効率は良さそうですね
土鍋炊きみたいに遠赤外線で美味しく炊けるんでしょうね^^

赤飯を蒸すとき
さいごに水をパッパッと振りますが
バリ島は最初に茹でるんですね
中華おこわに近い作り方なのかな?
あれは最初に美味しいダシをたっぷり含ませますよね

甑(こしき)、というと難しそうですが
こしき、濾し器 ざるで濾す器、ストレーナー(笑)
茹でたお米を「コシキ」にざっと開ければOKなのですね
うん
それなら私にも出来そう^^

こんどインディカ米で
バリ島風ご飯を炊いてみようかな(^^)

タグ:料理
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ameya

今は何も考えずにご飯を食べていますが、たくさんの知恵と経験のおかげでおいしくいただけるようになったのかなあと改めて考えさせられてしまいました。
by ameya (2014-02-26 09:40) 

Chobi.H.YAOITA

ameyaさん、おはようございます
日本の自動炊飯器は世界的に見ても画期的だったようです。蒸すと遅い。かといって、炊くと焦げる。本当にありがたい時代に生まれました。もう少し前だったら私はめっこと焦げ飯を交互に食べていたと思います(^^;)
by Chobi.H.YAOITA (2014-02-26 11:12) 

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