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クレイジーキルトのなべつかみ・01(試作品) [母に手芸をさせてみた]

物忘れ外来のお医者さん曰く
「手先を使うと脳の血流量が増えます」

【母の痴呆症改善のために始めた手芸の記録です】

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「クレイジーキルトのなべつかみ」ができました!
なべつかみ01.jpg
裏に手が入るようになっています!
なべつかみ02.jpg
試作品なんでボロボロですが
完成品もボロボロの予定(笑)

下げ紐をつけるのを忘れたので
今回は後付けになっていますが
次は本体に挟みます

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母は手芸が苦手です
昔は少しはやってたんですが
今は全く興味なし

痴呆症の行動療法として始めた
リングフィットアドベンチャーは
とても楽しそうにやってるし
健康効果も高くていいんですけど
体力の消耗が激しくて
一日何回もできません

それ以外の時間はヒマそうなんですよね・・・

今日も夏の甲子園を見ながら
背もたれ椅子でぼんやりと
起きているような
寝ているような

危ないなあ・・・

手芸でもしてくれればいいんだけど・・・

今はいろいろな手芸動画があるので
簡単そうなのを探しては見せているのですが

何を見せても
「私はこういうのはやらないわ」
という返事ばかり

うう~~~~ん(頭を抱える)

どんなにデタラメをしても失敗にならない
雑巾レベルにテキトーな手芸って
何かなかったっけ・・・

(はた)

思い出しました

<この世で最強にテキトーな手芸・クレイジーキルト>

クレイジーキルトとは
不定形、適当な形の布を
思いついたまま縫い止めていく手法です

もちろん、すごく高度なクレイジーキルトもあるんですが
私が母に提案したのはこの世で最低のクレイジーキルトです

布の固定方法はいろいろですが
最もテキトーなのは
周囲をジグザグで押さえる方法

キルトと言うより
アップリケと言った方が正しいかもしれません

この方法は便利です
もし配置や縫い方を失敗しても
その上に布を乗せて縫い止めれば
失敗したところを隠せます

だから
ジグザグミシンのクレイジーキルトは
どんなにデタラメでも失敗になりません!

「ふうん、それなら私もできるかも」

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<表布の製作>
21×21cmのベース布に
要らない布を適当に切って
好きなように配置して縫い止めてもらいました
なべつかみ01.jpg
ベース布・カフスが擦り切れたワイシャツ
配置布1・衿が変色したボーダーT
配置布2・Tシャツの端布
配置布3・膝が抜けたチノパン

<中ワタの製作>
21×21cmのベース布に
布を重ねて渦巻き状に押さえてもらいました
なべつかみ02.jpg
ベース布・カフスが擦り切れたワイシャツ
クッション布1・くたびれたTシャツ二枚重ね
クッション布2・くたびれたポロシャツ二枚重ね

<仕上げ>
ふたつの作業をやってもらって
それを私が鍋つかみに仕上げました

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「あら、ステキじゃない!」
「これたくさん作って親戚や友達にあげるわ!」

先日、残暑見舞いを送った友人達から
電話がかかってきて楽しくおしゃべりしていました

物忘れ外来のお医者さんが言うことには
「人と話すのが最も血流量が増えます」
「なるべく人と話す機会を作って下さい」

自粛中、じかに会うのはできませんが
お礼の電話がかかってくるのはいいものです

ちょっとめんどくさいけど
できるだけ手伝おうと思います

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ちなみに
最初に作るときは試行錯誤でもたつきますね
結構な時間を取られてしまったので
今日はリングフィットアドベンチャーはお休みです

ちょっと足が張ってたので
正直いうと助かりました♪(^^ゞ


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