自分の祖先を調べる方法 東北方面一泊二日の旅行に行ってきました [雑記]
きっかけは祖父の戸籍謄本でした
役所に提出する書類のために取り寄せたものを
ずっとしまってあったのですが
改めて見てみると
「明治、大正、昭和の家族の歴史ダイジェスト」
になっているんです(あたりまえです)
▲うちの父方の祖父は東北から東京に来ました
その中の気になったところをネットで調べると
いろいろな情報が出てきて
そこからまた検索をかけると
「戦国時代からの一族の歴史ダイジェスト」
みたいなものができ上りました
▲このくらいの時代までさかのぼりました
ほお~
親戚の人に話したら面白がって
それが本当かどうか見に行こう
ということになって
新幹線に乗って一泊二日の旅行に行ってきました
最初は見に行くだけの予定だったんですが
現地に行くと新しい情報が手に入り
それを手繰っていくと次の情報が現れるという
ちょっと意外な展開で
最後はなんと「本家13代当主」にお会いすることが出来ました!
タクシーの運転手さんに
「祖先探しのテレビ番組ありますけど、個人でもできるんですね!」
と言われて、ほんとにそうだなと思いました
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もし(自分も行こうかな)と思った人がいたら
いくつかアドバイスがあります
・自分の戸籍謄本と身分証明のできるもの持参する
直系の祖先の戸籍謄本をもらうことができます
上にたどることはできますが、横、つまり兄弟の子孫はたどれません
また、古い戸籍は戦災で焼けてなくなっていることがあります
・地名改変の履歴のわかるサイトを探しておく
地名は隣の町や村と合併したり分離したり時代によって変わっています
江戸時代の納税のための古地図の「○○村」が「字○○」になっていたりします
明治時代の戸籍では地番に見えたものが実は家の番号だったりします
・最初の質問は一つ
初対面の人に話しかけるきっかけって難しいですよね
「私は~を探しているんですが、ご存じありませんか?」
「あなたはなんでそんなことが知りたいの?」
と言われて話を始められるような質問をひとつ用意すると便利です
・お菓子を用意する
駅の名店街で軽くて日持ちのするお使い物のお菓子を買います
バラと箱と両方、何個か買います
行く先々で人にものを尋ねるのですが
立ち話の人にはバラのお菓子
家を訪ねたときは箱のお菓子をお礼の気持ちとして差し上げます
・個人用の名刺を用意する
これを作っていかなかったので
名前と電話番号をメモに書いて渡していました
名刺があったらさっと出せたのになあ、と今思っています
・市役所が開いているのは平日、人が家にいるのは週末
金曜と土曜の一泊二日だったのですが
一日目は市役所で戸籍を調べ
二日目は土地の人に足で聞いて回りました
・スマホすごい
やっぱり検索の威力は絶大です
新しく手に入れた情報を検索にかけると
次に調べるところを教えてくれます
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
親戚が子供の頃に聞いた昔話と
現実の世界がぴったりと合って
モヤモヤがスッキリ晴れました!
あー、おもしろかった!(^o^)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<追記>
「どうやって探したの?」
というリクエストがあったのでまとめてみました
最初のキーワードを検索したら次のキーワードが見つかり
ネズミ算的にキーワードと関連情報が増えていって
その中にうちのご先祖様につながる道筋が見つかりました(^^)
情報は大きく分けて4種類です
<土地>
◆戸籍の地名がいまはどうなっているのか調べる・市町村の変遷 http://homepage1.nifty.com/ishato/tiri/sityoson/sityoson.htm
◆江戸時代の古地図・国立公文書館デジタルアーカイブ・古い地名を探す 都道府県別http://www.digital.archives.go.jp/gallery/view/map/districtArchives/300/313
例:東京都の古地図・天保国絵図・武蔵野国 街道と一里塚と村名と石高が記されているhttp://www.digital.archives.go.jp/gallery/view/detail/detailArchives/0000000946
◆Wikipediaで古い地名がどのエリアを指すのかを確認する
◆グーグルマップ・航空地図と古地図の山河の形を照らし合わせ、当時の村の位置を推測
<苗字>
◆苗字由来net http://myoji-yurai.net/
◆埼玉苗字辞典 http://homepage1.nifty.com/joichi/
◆実在苗字(名字)の五十音順通覧 http://myoujijiten.web.fc2.com/50ontuuran.html
<伝承>
◆郷土史家や歴史ファンのブログ
◆博物館の展示品の解説
◆新聞記事や寄稿
<現地>
◆市役所の戸籍課
◆お寺の過去帳
◆通りすがりの近所の人
◆タクシー運転手
お役に立てれば幸いです(^^)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<余談>
もし祖先が武士だったらの話ですが
◆分限帳(ぶげんちょう、ぶんげんちょう)は、江戸時代に大名家家臣の名や禄高、地位、役職などを記した帳面。別称に侍帳、家中帳、給所帳。(Wikipedia)
藩によりますが
これが案外残っているところがあって
図書館などに行くと閲覧できるそうです
幕末の志士の禄高もわかるそうですが…どうやら薄給のようですね(^_^;)
役所に提出する書類のために取り寄せたものを
ずっとしまってあったのですが
改めて見てみると
「明治、大正、昭和の家族の歴史ダイジェスト」
になっているんです(あたりまえです)
▲うちの父方の祖父は東北から東京に来ました
その中の気になったところをネットで調べると
いろいろな情報が出てきて
そこからまた検索をかけると
「戦国時代からの一族の歴史ダイジェスト」
みたいなものができ上りました
▲このくらいの時代までさかのぼりました
ほお~
親戚の人に話したら面白がって
それが本当かどうか見に行こう
ということになって
新幹線に乗って一泊二日の旅行に行ってきました
最初は見に行くだけの予定だったんですが
現地に行くと新しい情報が手に入り
それを手繰っていくと次の情報が現れるという
ちょっと意外な展開で
最後はなんと「本家13代当主」にお会いすることが出来ました!
タクシーの運転手さんに
「祖先探しのテレビ番組ありますけど、個人でもできるんですね!」
と言われて、ほんとにそうだなと思いました
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もし(自分も行こうかな)と思った人がいたら
いくつかアドバイスがあります
・自分の戸籍謄本と身分証明のできるもの持参する
直系の祖先の戸籍謄本をもらうことができます
上にたどることはできますが、横、つまり兄弟の子孫はたどれません
また、古い戸籍は戦災で焼けてなくなっていることがあります
・地名改変の履歴のわかるサイトを探しておく
地名は隣の町や村と合併したり分離したり時代によって変わっています
江戸時代の納税のための古地図の「○○村」が「字○○」になっていたりします
明治時代の戸籍では地番に見えたものが実は家の番号だったりします
・最初の質問は一つ
初対面の人に話しかけるきっかけって難しいですよね
「私は~を探しているんですが、ご存じありませんか?」
「あなたはなんでそんなことが知りたいの?」
と言われて話を始められるような質問をひとつ用意すると便利です
・お菓子を用意する
駅の名店街で軽くて日持ちのするお使い物のお菓子を買います
バラと箱と両方、何個か買います
行く先々で人にものを尋ねるのですが
立ち話の人にはバラのお菓子
家を訪ねたときは箱のお菓子をお礼の気持ちとして差し上げます
・個人用の名刺を用意する
これを作っていかなかったので
名前と電話番号をメモに書いて渡していました
名刺があったらさっと出せたのになあ、と今思っています
・市役所が開いているのは平日、人が家にいるのは週末
金曜と土曜の一泊二日だったのですが
一日目は市役所で戸籍を調べ
二日目は土地の人に足で聞いて回りました
・スマホすごい
やっぱり検索の威力は絶大です
新しく手に入れた情報を検索にかけると
次に調べるところを教えてくれます
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
親戚が子供の頃に聞いた昔話と
現実の世界がぴったりと合って
モヤモヤがスッキリ晴れました!
あー、おもしろかった!(^o^)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<追記>
「どうやって探したの?」
というリクエストがあったのでまとめてみました
最初のキーワードを検索したら次のキーワードが見つかり
ネズミ算的にキーワードと関連情報が増えていって
その中にうちのご先祖様につながる道筋が見つかりました(^^)
情報は大きく分けて4種類です
<土地>
◆戸籍の地名がいまはどうなっているのか調べる・市町村の変遷 http://homepage1.nifty.com/ishato/tiri/sityoson/sityoson.htm
◆江戸時代の古地図・国立公文書館デジタルアーカイブ・古い地名を探す 都道府県別http://www.digital.archives.go.jp/gallery/view/map/districtArchives/300/313
例:東京都の古地図・天保国絵図・武蔵野国 街道と一里塚と村名と石高が記されているhttp://www.digital.archives.go.jp/gallery/view/detail/detailArchives/0000000946
◆Wikipediaで古い地名がどのエリアを指すのかを確認する
◆グーグルマップ・航空地図と古地図の山河の形を照らし合わせ、当時の村の位置を推測
<苗字>
◆苗字由来net http://myoji-yurai.net/
◆埼玉苗字辞典 http://homepage1.nifty.com/joichi/
◆実在苗字(名字)の五十音順通覧 http://myoujijiten.web.fc2.com/50ontuuran.html
<伝承>
◆郷土史家や歴史ファンのブログ
◆博物館の展示品の解説
◆新聞記事や寄稿
<現地>
◆市役所の戸籍課
◆お寺の過去帳
◆通りすがりの近所の人
◆タクシー運転手
お役に立てれば幸いです(^^)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<余談>
もし祖先が武士だったらの話ですが
◆分限帳(ぶげんちょう、ぶんげんちょう)は、江戸時代に大名家家臣の名や禄高、地位、役職などを記した帳面。別称に侍帳、家中帳、給所帳。(Wikipedia)
藩によりますが
これが案外残っているところがあって
図書館などに行くと閲覧できるそうです
幕末の志士の禄高もわかるそうですが…どうやら薄給のようですね(^_^;)
おぉ~スバラシイ旅ですね^^
あんまり遠くのことだとみんな記憶が曖昧で
忘れてしまいそうですが、スマホのように進化した
ツールがあると、検索も捗りますね。
これスマホとかPCがなくて全くの人力だと
辿れないかもしれないですね。
by ryang (2015-08-11 23:43)
ryangさん、こんばんは
本当に情報あつめられちゃうんですよね
最初の計画では景色だけ見て帰ってくるはずが
スマホからいろいろ情報が沸いてきて
どうしようか、止めようか、ちょっと考えたんですが
「ダメもとで行ってみようか」
しかし
あまりいい趣向じゃありませんね
全く知らないうちの呼び鈴をたいした用事でもないのに
♪ピンポーン♪
13代当主さんの昼寝を邪魔してしまいましたorz
菓子折りは絶対持って行った方がいいです!
by Chobi.H.YAOITA (2015-08-12 00:12)
面白いですね。
じつは一度調べてみたいなーって思っていた時期があって
父が死ぬまえに(あ、まだ生きてますw)わかる範囲で聞いておこうっておもって
前に家に帰ったときに聞いてみました。
そしたら父も介護施設のレクリエーション(?)みたいので、
家系図を作ろう!とかいうのがあって、ある程度作ってましたw
死んだらコレあげるねって言われました(笑)
本家13代当主にお会いできたなんてすごいです!!!
by リュカ (2015-08-12 08:32)
リュカさん、おはようございます
最初はその方が当主だとは知らず
道で会った人に「昔のことに詳しい人がいるよ」
と言われて訪ねて行ったらその方だったんです(^_^;)
でも
「たぶん○○さんなら知ってたと思うんだけど5年前に…」
という話が多くて
「きっとあんたはあそこの家の親戚だよ」
「もうその頃の話を知っている人はいないけどね」
「・・・」
もし現地を調べにいくなら早い方がいいと思います(まじめ)
by Chobi.H.YAOITA (2015-08-12 09:24)
これは面白いですね。
ドラマみたいです。
by 響 (2015-08-13 12:34)
響さん、こんにちは
現実には廃墟さえもうすでになく
記録の中にわずかに残る残像を訪ねて、という感じで
やっぱり死んだ人の話を追いかけるのはちょっと暗い気持ちになるというか
たいへん寥寥寂寂とした旅でした(^_^;)
戦国~江戸時代も時代に流されて右往左往していましたが
江戸から明治の御一新
戦前から戦後の農地解放
このときもすごく動いてるんです
人間って歴史に翻弄されるんだなあとしみじみ感じました
by Chobi.H.YAOITA (2015-08-13 16:36)
クンタ・キンテ探し当てましたか(^_^) 私も退職したら、一週間ほどルーツ探しの旅をしてみたいと思っていたところです。お菓子を自分で食べてしまわないかが心配ですけどね(^_−)−☆
by アビッチ3号 (2015-08-15 10:34)
ルーツを探る、ある意味アドベンチャーですね!
知りたいことはいっぱいあるけれど、もしかして知らずにいた方が良かった事まで芋蔓式に出てきたりして、
な~んて思うとなかなか一歩が踏み出せません^^;
お菓子を用意されるあたりの心配り、さすがです。
by ゆきち (2015-08-15 17:10)
アビッチ3号さん、こんばんは
昔から「?」と思う話がいくつかあって
ジグゾーパズルのピースがパラパラと落っこちているような感じだったんです
もとの絵はどんなだったんだろうなあと不思議に思っていたんです
まだ謎のピースが少し残っているんですが…これはもう無理でしょうね(残念)
バラのお菓子は実は母が食べるつもりで買ったものだったんです(笑)
道で会った人が親切にいろいろ教えてくれたので思わずさしあげたのですが
母があとで残念がっていました(^^)
by Chobi.H.YAOITA (2015-08-15 23:39)
ゆきちさん、こんばんは
不都合な真実…出てきましたよ~(^^;)
これは…ありゃりゃりゃ…ちょっとねえ…
そうとう気の毒な状況が見て取れるところがいくつかありましたorz
「伝承する気にならなかった」という気持ちはわからないでもなく…(^_^;)
調べないのもいい選択だとおもいます
まあでも調べてしまったものは仕方ありません
子孫としてはゆかりの地を訪ね歩くことで供養というか苦労をねぎらうというか…
歌にもありますが、はい、人生いろいろです(遠い目)
by Chobi.H.YAOITA (2015-08-16 00:03)
Chobi.H.YAOITA さん・・すごい!凄いです(^^)/
「現地に行くと新しい情報が手に入り・・」
現場に足を運ぶというのは何より強ですね(^^)
最後はにお会いすることが・・ドラマチックです!
「昔話と現実がぴったり・・」なんてちょっとしびれました♪
by erena (2015-08-16 00:06)
erenaさん、こんばんは
現地の皆さん親切でした
市役所の戸籍係の方とか私たちに2時間くらいかかったと思います
個人情報の取り寄せはいろいろ条件が厳しいんですよね(^^;)
途中で私の方が諦めてしまったんですが
「いや、まだ調べる方法があるからちょっと待って」
書類を出したあとも大きな地図帳をだしてきて
「この地域だと…このお寺に過去帳があるかもね」とか
すごく力になってくれました
土地の皆さんに感謝です!!!
by Chobi.H.YAOITA (2015-08-16 00:47)
わが家のルーツが気になります。金を払えば調べてくれる専門会社があるようですが、自分でやるところにロマンを感じますね。
大したもんです。ノウハウをもっと教えて!
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2015-08-18 15:38)
暁烏さん、こんばんは
そうなんですよ
プロに調べてもらえばきっともっと詳しくわかると思います!
今回の旅行は調べる気はほとんどなくて
「いやいや一応聞いてみるけどさ、個人情報だから市役所も教えてくれないでしょ~」
という軽いノリだったので
意外とわかっちゃうもんなんだなあと逆に感心しました(笑)
調べ方は<追記>しましたので、よかったら参考にして下さい(^^)
by Chobi.H.YAOITA (2015-08-18 20:33)