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時々薬膳 当帰 血の巡りがよくなるセリの根のスープ 冷える時、疲れた時に [食事・お茶・お菓子]

変に寒くなって、下腹が冷えるようなとき
「あ、そういえば、当帰があったっけ」
思いだして煎じています
当帰-1.jpg
セリ科の草の根を干したものです
琥珀のようなものは阿膠
ロバの皮のニカワです

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以前、薬膳の本で知って煎じていたら
母が
「あら、実母散と同じにおいね」
母の祖母も当帰の調合薬を煎じていたそうです

私はいろいろ調合されたものではなく
漢方薬局で当帰だけ買っています
100g買うと、数か月でなくなります (夏は忘れてます^^;)

セリ科の植物の根なので食べ物に近い感じがします

最初は四物湯にして
鶏手羽(本当は羊肉が良い)などと薬膳鍋にしていました
普通に夕食に出しても
皆、何も言わずにどんどん食べます

「このおつゆは女性に良い漢方薬だから女の人多めね」
と取り分けようとすると
「食事なんだからそれはおかしい、薬でも同じ量だ」
と抵抗されたりして
美味しいわけではないけれど、不味いものでもないです

四物湯は日本では婦人病の古典薬と言われていますが
中国では「疲れた旅人を癒す薬膳鍋」として食べるところもあるとのこと
体の気血が巡って古い血を洗い流し、体の疲れが取れるそうです

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今は4種そろえるのが面倒なので
エースの当帰だけ、単独でお茶代わりにしています

冬は阿膠を足します
当帰大さじ1杯+阿膠ひとつまみ
これを1リットルくらいの水で25分煎じて出来上がりです

この組み合わせは冷えに即効性があるとのことで
「海女さんが漁のあと浜小屋でこれを煎じるのよ」
近所の漢方薬屋さんが教えてくれました
確かに、すぐ効きます^^

夏はすっかり忘れているんですが^^;
このところ寒くなったので
けっこうお世話になっています(^^)
タグ:料理
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