ばあちゃんが痴呆症だった話 もともとガンコだったから、あまり変わらなかったかな?(笑) [祖母の介護]
うちのばあちゃんは痴呆症でした
過去形なのはもう亡くなってしまったからです
最後の1年間は親戚5人で24時間介護をしていました
医療関係者からみると痴呆症でした
書類にはそう書いてあったんですが
身内から見て
「え?痴呆?」
全然ピンときませんでした
もともとガンコな人なので
年齢とともにさらにガンコになったな~
とは思っていたのですが
それが医学的には痴呆だったのです
食べ物にガンコな人でした
戦後に登場した食べ物はほとんど食べませんでした
「他人の作ったものは何を混ぜられてるか信用できない」
と言っていました
たしかにいろんなもの混ぜられてますね~(笑)
食品添加物の摂取量は相当少なかっただろうと思われます
「ばあちゃん、お昼ラーメン食べる?」
「わたしはラーメンは食べないんだよ
あれは汚いだろ?」
「え?」
「戦後になって初めてラーメンを食べたとき
なんておいしいんだろう!とビックリしたんだよ
でもね
店の奥を見たら豚の骨を煮ていたんだよ
骨は汚いだろ?」
「豚骨スープじゃん、おいしいダシが出るんだよ」
「おいしくても汚いよ
あんたたちは食べてもいいけど
わたしは食べないよ」
「ふーん」
元気な時の会話がこんなふうでしたから
介護状態に入ってから
「今わたしの足元におっかさんがいるんだけど
あんたたちには見えないだろ?」
「うん、見えない」
「そうだろうね、でも、いるんだよ」
「ふーん」
なんだかあんまり変わらなかったんです(笑)
過去形なのはもう亡くなってしまったからです
最後の1年間は親戚5人で24時間介護をしていました
医療関係者からみると痴呆症でした
書類にはそう書いてあったんですが
身内から見て
「え?痴呆?」
全然ピンときませんでした
もともとガンコな人なので
年齢とともにさらにガンコになったな~
とは思っていたのですが
それが医学的には痴呆だったのです
食べ物にガンコな人でした
戦後に登場した食べ物はほとんど食べませんでした
「他人の作ったものは何を混ぜられてるか信用できない」
と言っていました
たしかにいろんなもの混ぜられてますね~(笑)
食品添加物の摂取量は相当少なかっただろうと思われます
「ばあちゃん、お昼ラーメン食べる?」
「わたしはラーメンは食べないんだよ
あれは汚いだろ?」
「え?」
「戦後になって初めてラーメンを食べたとき
なんておいしいんだろう!とビックリしたんだよ
でもね
店の奥を見たら豚の骨を煮ていたんだよ
骨は汚いだろ?」
「豚骨スープじゃん、おいしいダシが出るんだよ」
「おいしくても汚いよ
あんたたちは食べてもいいけど
わたしは食べないよ」
「ふーん」
元気な時の会話がこんなふうでしたから
介護状態に入ってから
「今わたしの足元におっかさんがいるんだけど
あんたたちには見えないだろ?」
「うん、見えない」
「そうだろうね、でも、いるんだよ」
「ふーん」
なんだかあんまり変わらなかったんです(笑)
タグ:介護
大変でしたね。
高齢者は大なり小なり大脳皮質が衰えて
きますから、他人事ではないんですよね。
でも寿命は順繰りだから
そこで苦労することは人の道として
必要な道順ですね
by いっぷく (2013-07-02 02:39)
>最後の1年間は親戚5人で24時間介護
これはもう、言葉では言い表せないご苦労だったかと存じます。
でも、親戚が結集して介護されたというのは、皆さんとてもいいご関係だったのでしょうね。
by ちょんまげ侍金四郎 (2013-07-02 08:51)
いっぷくさん、こんばんは
散る桜、残る桜も散る桜、ですね
努力をケチるとあとで後悔しそうだなと思ったので
とくに何も思わずにやりました
やるだけやったらさっぱりしました(^^)
by chobi (2013-07-02 22:55)
ちょんまげ侍金四郎さん、こんばんは
ローテーション制で
・近くに住み、車で来る人は1泊
・遠くに住み、電車で来る人は2泊
・近くに住む人は必要に応じて車を出す
車がないとどうにもならない田舎だったもので
そういうことでやってました
ええ、仲はいいんですけどね・・
みんな相当なワガママ者なので
船頭多くして船山に上る毎日でした(笑)
by chobi (2013-07-02 23:06)